2011年10月28日金曜日

森在久(もりありひさ)、瀬丸斎一可。

寛政七年(1795年)、今を遡る二百十六年前、華道に関する書冊を著した人が、この西讃岐の地にいた。森在久(もりありひさ)である。彼は、讃岐国三野郡羽方村(現香川県三豊市高瀬町羽方)に在住した。花号は、瀬丸一可。著作には、「生入花葦芽」、「生花初心伝」がある。尚、森在久の遠祖は、生駒家家臣であり、田口姓を名乗ったとのことである。其処で、藩政後期の生駒家直臣の名を記した侍帳(分限帳)を紐解いてみた。然し、それらしき人物が見当たらない。それではと、生駒家襲封初期の家臣団氏名を記した「生駒殿願文(文禄五年)を具に見ていくと、確かに田口姓の侍がいた。田口勝左衛門尉である。奇しき縁で、生駒家家臣団の末裔と邂逅した。
此処では、画像アップ容量の関係で、全紙面の紹介は出来ない。関心のある方は、以下のURLで、ご高覧いただきたい。
http://idealjapanreprint.blogspot.com/2011/10/blog-post.html
合掌。


参考
高野山文書に見る生駒家襲封初期の侍名簿
http://kousakashikenshoukai.blogspot.jp/2012/11/blog-post.html









Photo by Goda.
Sentence by Goda.